すい臓

すい臓がんの特徴と治療法

すい臓がんは、難治とされるがんの一つであり、
厚生労働省による人口動態調査によると、日本における死亡数は約20,000年人で、男性、女性を比べると男性の方が少し割合が多くなっている。
がんの死因別では男女とも第5位で、年々増加傾向にある。

すい臓がんは、膵臓から発生した悪性腫瘍であり、膵癌(すいがん)とも呼ぶ。
進行が早く、きわめて予後が悪い。

また、すい臓は胃や十二指腸、肝臓、脾臓、胆のうといった門脈と呼ばれる大きな血管に隣接しているため、転移が非常に早く起こるという特徴がある。

すい臓がんは、
不調とカン違いされやすく、発見が遅れる傾向にあり、すい臓がんは早期発見がきわめて困難ながんとしても知られている。

人間ドックに入って検査を受けても、すい臓がんは見落とされてしまうことがよくあるともいわれている。


すい臓がんの治療の中心となるのはやはり手術だが、
手術を行なっても5年生存率は10〜20パーセントと低く、しかも、1年以内に再発する率が非常に高いという特徴がある。

すい臓がんの手術は、がんの広がり方によって、すい臓を部分的に切除する場合と、全部を摘出する場合とがあるが、
すい臓を全部とってしまった場合、体内でインスリンというホルモンを作れなくなってしまうため、術後その人は“糖尿病”になってしまうため、
すい臓を摘出した後は、インスリンと、それからすい臓で作られる消化酵素を外から補わなければならなくなる。

また、すい臓がんの化学療法には、「ジェムザール」という抗がん剤などが有効とされており、これを手術のできない進行性すい臓がんの患者に投与することで、延命効果を上げている。

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