腎臓

腎臓がんの症状と治療法

腎臓がんは、中年以降に多く見られるがんである。

腎臓がんを初期段階で見つけるのは難しく、半数以上が、健康診断を受けたときや、他の病気の検査をときなどに、偶然発見されている。
一般的に腫瘍の大きさが4センチメートル以下で、血尿・痛みなどがなく偶然発見されたがんの場合が早期がんとされている。
早期がんの治療成績は一般的に良好であるが、腎臓がんは早期がんの場合でも転移を起こす場合もあり、安心できないのが現状である。

腎臓がんの症状としては、血尿、腎臓部のしこりと痛みの三つが代表的なものとして知られているが、これらの症状がすべて現われたときにはもう手遅れということも少なくない。
なので、もし血尿が出た場合、「疲れがたまっているんだろう」などと軽く考えてすませるのではなく、念のため専門医の診察を受けた方がよい。


腎臓がんの診断は、
腹部エコー、CT、MRI、血管造影などの画像診断を組み合わせて行なわれる。
より鮮明な血管像、組織像を得るために、注射を行うこともある。

もし、腎臓がんが発見されると、CT、胸部X線撮影、骨シンチなどの検査が行なわれ、他の臓器に転移がないかの確認が行なわれる。


腎臓がんの治療は、
転移の可能性が限り、腎臓を全部摘出する手術を行なうのが一般的である。
腎臓は、一つ残っていれば腎機能に支障はなく、摘出しても体に多いなダメージが残ることは少ない。

最近では、がんとその周辺のみを部分的に切除する手術も行なわれているが、初期のがんに限られる。

抗がん剤や放射線治療は、腎臓がんに対してはあまり有効ではないとされている。

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